和紙の立体漉き製法 No.001
- 2012年10月03日
- 立体和紙漉き研究開発
- 研究開発
葬儀用和紙製義肢の開発
提案の産業上の利用分野=提案目的
葬儀の際のみに使用する、お棺と一緒に焼却が可能な義肢(義手および義足)を開発する。
既存の義肢は、一般的に、焼却すると有害物質を排出するため、葬儀(火葬)における納棺の際、ご遺体と一緒に棺に納めることができない(例えば「火葬場から排出されるダイオキシン類削減対策指針、平成12年度厚生省生活衛生局」などによる)が、このことは、義肢を自らの身体の一部として生活しているご本人およびその親族にとっては、精神的なダメージとなることがある(ヒアリングを実施した結果より)。そこで、焼却しても有害物質を排出しないため棺に納めることのできる、葬儀専用の義肢を開発する。